みなさんこんにちは![ポールのまきば]です!
ライフチャペル のポール・鈴木牧師がわかりやすく聖書のことばを教えてくれます。
今回のテーマは「聖霊」です。中には聞いたことがない方もいるかもしれませんね。
はじめての方も、理解を深めたい方も、ぜひ読んでみてください!
今回もこのメッセージが1人でも多くの方の心に届きますように!

『聖霊って何?』

◯聖霊って?
それはズバリ、『神様』です!
この聖霊なる神様は人々に『真理』を教えクリスチャンを『助けて下さるお方』です。
真理とは、
永遠に変わらなく真実で絶対的に正しいものという意味です。
キリスト教では、
『天の父なる神、子なるイエス キリスト、聖霊』
の三つにして一つという、チョット難しいのですが『三位一体』という神様を信じています。 

◯検察庁法改正案
ここで話をあえて脱線します!
今、『検察庁法改正案』という大変重要な法律の変更の話し合いが行われています。
これは、検察官の定年延長を可能にする法案です。
定年延長は平均年齢が長くなっている日本では問題がありませんし、世界的にみても定年延長はごく普通の流れです。
では、この法案の何がそんなに重大な問題なのでしょうか?

検察庁とは国民を刑事訴追する権利が唯一認められ、政治家をも起訴する権利が認められている大きな力をもった庁です。
職務上とても高い独立性と強い立場で、その職の頂点を検事総長と言います。

問題は首相や政治家らが今の法律を変え、自分たちの都合の良い人を検事総長に据えようとしているように推測できるので大問題となっています。
つまりある特定の政治家が、人事介入をしようとしているように見える点です。
検事総長の一声で、
ある人々にとって都合の悪い事は捜査しないようにし、逆に都合の悪い相手などを狙い打ちし捜査させ、犯罪者にすることができる可能性があるのです。

そのような理由で、野党を始め一般市民や弁護士会、芸能界やスポーツからも多くの抗議の声が上がっています。

もし、その推測が真実なら超~怖いお話です。もしかすると、歴代の首相や政治家たちは英知をもって、あえてこの事に触れなかったのでしょう。

◯聖書での裁きとは?
なぜ、この法案の話をしたかというと・・・

聖書を理解する上ででも、法、罪の裁き、罪の赦しということが重要だからです。
日本では
罪を裁き判決を下す裁判官、
被告の罪を断罪する検察官(検察庁の職員、検事)、
被告を弁護する弁護士
とはみな司法試験に合格し同じ入り口を通過した法律の専門家たちです。

実は聖書の世界にも神様が作られた
法、規則、制度などがあります。
それを犯せば、その人は神様の前に
『罪人』とされます。
そして、その有罪、無罪を判決する裁判官は、
唯一絶対的な『天の父なる神』お一人です。

聖書では、全ての人は罪人であると教えています。
何が罪かというと、例えば…
神様の法はとても厳格でなので、一度でも嘘ををつけば有罪です。
また、一瞬でも神様以上に大切なものがあったとすれば偶像礼拝という罪にあたります。
父母を敬まわなかったらそれも罪です。
そして、罪の報酬(結末)は『永遠の死』です。

◯イエスキリストの身代わり
私たちの肉体が死んだ後に、第二の死があります。それは火と硫黄とが燃えている地獄に行くことです。
イエス キリストは私たちの全ての罪を背負い死なれ、私たちが行くべきところだった地獄に身代わりとなり行って下さいました。 
もう少しわかりやすく言うと、私たちの罪から生じた『罰金』を代わりに支払ってくれました。
私たちの生活で身近な罰金は交通違反かな!? 
もし罰金を支払わなければ牢屋行きです。
同じように神様の前で犯した罪の結果は地獄という牢屋です。

◯弁護士、パラクレトス!
そこで聖霊様の登場です!
聖霊をギリシャ語では『パラクレトス』と言います。
パラクレトスとは裁判で使う用語の一つで「寄り添い、助ける者」という意味で、弁護士という意味があります。 
私たちの身代わりとなったイエス様を救い主と信じ受け入れた人々に、天の父なる神様は聖霊を贈ります。
聖霊は心の中に住み、弁護士として寄り添い、聖書の数々の素晴らしいことばをもって励まし、助けて下さいます。

聖霊の最も偉大な働きは、この真理を
私たちに、人間レベルの悟りを超えたパワーをもって教えて下さることです。

<追伸、この検察庁法改正案については、私は一般国民として、また聖書の神様を信じる者としてお祈りいたします。>

ライフチャペル 牧師、 ポール・鈴木